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一人暮らしの父が認知症に。突然の“介護”に直面した私がとった行動とは?【前編】

「うちの親はまだ大丈夫」――そう思っていても、「介護」は突然必要に迫られることがあります。特に、親が一人暮らし、自分も兄弟姉妹も仕事をしている状況で何も準備していないとパニック状態に

今回は、そんな「突然、親が介護状態になる」という事態を経験された彩さん(仮名/40代後半)の体験談をもとに、いざというときの心構えや対応方法について学んでいきましょう。

※こちらは2015年時点での状況をもとにした体験談です。現在の状況とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

真夜中に警察から電話が。一人暮らしの父が認知症に

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始まりは、真夜中に突然、警察からかかってきた電話でした。

「お父様が○○市の路上を彷徨っていらっしゃるのを発見し、保護しています」

首都圏で一人暮らしをしながら、教育機関の準社員として働いていた彩さんは、電話を受けたとき、何が起きているのかわかりませんでした。

母は約20年前に癌で亡くなり、70代後半になった父は茨城で一人暮らし。その父が、他県の聞いたこともない場所を一人歩いていたというのです。

同じく首都圏で一人暮らしをしている弟(40代前半)にも連絡をとり、父を迎えに行きました。

そして久しぶりに帰った実家の様子を見て愕然としました。片付けが全くされておらず、荒れ放題。そこで、父が認知症を患っていることに気付いたのです。

「思い返すと、60代の頃からすでに始まっていたのかもしれません。たまに実家に帰ったとき、夜中に無意識に室内を歩きまわったり、ぼんやりしたりしていることがありましたから。けれど、老いのせいか、お酒のせいかと思って、見過ごしていたんです」

認知症外来を訪れ、下された診断は「アルツハイマー型認知症」。脳の萎縮が進んでおり、治療はできないが、薬を服用することで進行を遅らせることができるとのことでした。

以来、彩さんは週に2~3回のペースで実家を訪問。薬の効能か、父は自分の身の回りのことはできており、認知症状にオン・オフの波はあったものの、オフ時には普通に会話が成立していました。

しかし1年ほど経った頃、認知症の症状が目立つようになったのです。

「ゴミがゴミ箱に捨てられていない。買ってきたお弁当が手付かずのまま4個も5個も積み重なって腐っている。醤油のボトルの中に、なぜかうどんが詰め込まれていたことも……。『どうしたの?』と聞いても、モゴモゴして答えられないんです。さらには『せん妄』も発症しました。幻覚や妄想で錯乱状態を起こす症状です。『小さな男の子が家の中にいる』と言い出すこともありました。自分で薬を飲めなくなり、トイレでの排泄もままならなくなっているのを発見したとき、限界だと思いました」

「この先、どれくらいお金がかかるのか……」不安が募る

行政機関に電話をかけて相談すると、すぐにケアマネジャー(介護支援専門員)が派遣されてきました。

彩さんはそこで初めて「介護」にまつわるルールを知ります。

介護サービスを受けるには、まず「要介護認定」を受けなければならないこと。費用を安く抑えられる「特別養護老人ホーム(以下、特養)」に入るためには、「要介護3」以上の認定を受ける必要があること――。

市区町村に要介護認定を申請すると、後日調査員が訪れ、本人や家族の状況について聞き取り調査を行い、一次判定、二次判定を経て認定結果が通知されます。その所要期間はおよそ1ヵ月。

それまでの間、父を一人にしておくことはできません。そして、要介護認定で「3」以上を獲得できたとしても、入居できる特養を見つけるまでに時間がかかると予測されました。

しかし、自宅で父のケアをしようにも、彩さんも弟も仕事を休んだり辞めたりするわけにはいきません。やむを得ず、特養に入居できるまで民間老人ホームに父を預けることにしました。

いくつかの民間老人ホームを比較検討し、彩さんの自宅から電車で通える立地のホームと契約。

入居時にかかった費用は、一時入居金を含め20万円以上。毎月の利用費も20万円近くの金額になります。

「父には貯蓄がありませんでしたので、年金を使い、足りない分は姉弟で出し合ってカバーしました。『ここに半年もいれば、100万円以上があっという間に消えるのか』……そう思うと、怖さを感じましたね。何としても入居できる特養を探し出さなければ、と思いました」

想像以上だった、「特養入居」のハードルの高さ

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幸い、彩さんの父は、最初から「要介護5」の認定を受け、特養への入居条件をクリア。

しかし、入居にはまだまだハードルを越えなければなりませんでした。

行政機関から提供された特養のリストのうち10施設ほどをあたったものの、受け入れ先が見つからなかったのです。もちろん「満室」という理由もありましたが、それだけではありませんでした。

「特養に入る基準は一定だろうと思っていたんですが、実は施設によって受け入れ条件がまったく異なることを知りました。例えば、父の場合、下の世話を他者に頼らなくてはならない状態になっているけれど、『歩ける』ために拒否されるケースもある。『うちの施設は歩き回られると困るんです』と。施錠システムなどが整っておらず、簡単に外に出られる施設では、寝たきりの人しか受け入れられないということです。また、父は糖尿病や高血圧などの持病も持っていたので、『持病に対応する看護体制が十分でない』と断る施設も。こんなにもハードルが高いのか、と驚きました」

受け入れてくれる特養を探し続けながら、彩さんはさまざまな選択肢を探りました。

「私の自宅に呼び寄せ、特養に入居できるまで在宅介護しようか?」

―― この選択肢はすぐに消えました。父はベッドで大人しく寝ていてくれるわけではなく、歩き回ることができます。ふらりとどこかへ行ってしまう恐れがあり、やはり自宅に1人で残すわけにはいきません。それに、私が住む市の特養にはまったく空きがなく、待機者が非常に多い状況。茨城のほうがまだ、入居先が見つかりやすい可能性があったのです。

「すぐに特養に入居できる地域に引っ越そうか?」

―― 行政のサイトを見て、特養に空きがある地域をリストアップ。茨城から北上し、東北エリアに移れば早期に入居できる可能性がありました。しかし、父だけを転居させるわけにもいかず、「自分も一緒に……」と考えると、やはり現実的ではないと判断しました。

こうして、さまざまな思いを巡らせた彩さんでしたが、幸いにも数ヵ月後に、入居希望を出しておいた特養への入居が叶いました。

「空きができた、との連絡が施設からあった時、まず心が軽くなったことを覚えています。入居後は週2回ほどのペースで訪問。私と弟は病院へ通う際に付き添うのみで、普段の生活は全面的に施設スタッフさんにお任せできました。介護のために仕事を辞めるような状況に陥ることなく、元の生活を大きく変えずに済んだので、本当に助かりました」

「ラッキーだった」と振り返る彩さんですが、実は「運」だけではありませんでした。

もしかすると「要介護2」以下と認定される可能性もあったところ、最初から「5」の認定を受け、優先的に特養への入居ができたのは、ケアマネジャーのアドバイスで立てた「戦略」が功を奏していたのです。

要介護5の認定を受けるためにどんな工夫をしたのか、そして、彩さんはこの体験からどんなことを学んだのか、後編でお伝えします。

後編はこちら

WRITTING 青木典子

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